皆さん、白山の里です。今回は22日に行われた臨床美術講座の開講の様子をお知らせします。

ア-トセラピ-「臨床美術とは」…。独自のア-トプログラムを用いて、絵を描く、オブジェを作るといった創作活動そのものを楽しむプロセスを通して、認知症の予防や改善、心の解放や意欲の向上、また何らかの問題をかかえた子供達の回復を目指します。臨床美術の大きな特徴は絵が好きな人だけではなく、誰もが楽しめるア-トだというう事です。

と、言うわけで講師をお招きして各施設から利用者様と一緒に取り組みました。今日のお題は、〈サツマイモ〉です。手に持って重さや、感触を確かめます。半分に切って臭いや色なども感じ、蒸かした芋もたべて五感・六感が働きます。とても美味しいと盛り上がりました。

しかし、本題はここからです。黒の台紙に二色のクレヨンを重ね塗りして手の腹で押すといいますか、広げていきます。次は、五色選んで重ね塗りをしてまた手の腹で広げていきます。凹凸や色合い、根っこの跡など色を足したり細い棒で掘ってみたり…。手の腹が赤色や黄色や青色になっても頑張ります。(#^.^#)

『楽しい』『何がなんだかわからない』『何の色がいいかな?』『これでいいのか?』など、ワイワイ・ガヤガヤ(*^。^*)

絵が仕上がったらハサミで切ります。そうすると、なるほど(サツマイモ)らしくなってます。黄色の台紙に貼りつけていきます。すると、なんか、【ア-トっぽい】(*^。^*) ここで皆さん『ハア~。こうなるんだ』と、納得された様子でした。『あなたのがいいわね~』『なんか違うわね』『とても良かったよ』などいろいろ感想はありましたが満足されたようでした。

また、やりますので次回、お楽しみに!!